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和歌山湯浅の矢田トンネルでは、夜ここを通ると首のないお坊さんが追い掛けてくるという。
付近で僧侶が処刑された、殺されたといったような伝承や事件は見受けられず、何故トンネルに首のないお坊さんが出て来るのかについては分からない。 首無しライダーやターボババアといった類の怪異だろうか。
首無し武者の話は各地にあるが、僧侶の首無し幽霊の伝承は寡聞にして知らない。しかし、後鳥羽上皇の怒りを買い、京都の六条河原で処刑された住蓮、安楽(ともに法然の弟子)、関ヶ原の戦いで西軍の軍師として活動した安国寺恵瓊などの例もあり、政治的な関与や弾圧、あるいは何らかの罪を犯して処刑された僧侶がいたのかも知れない。
和歌山県道9号岩出海南線のトンネルのことと思われるが、矢田峠登り口の近くに旧トンネルがあり、こちらは心霊スポットとして知られている。トンネルの中央辺りに母子の姿のシミがあり、付近に母子の幽霊が出ると言った噂があるようだ。
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