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弘法大師が日本各地を巡錫した時の話。加西の地を訪れた大師は喉が渇いたので、村人に水を一杯飲ませてくださいとお願いした。しかし、この村人は物惜しみをして大師に水を分けてくれなかった。仕方なく大師は加西を後にした。
それから間もなくのことだった、主だった川は涸れ、湧水は次第に干上がり、やがてはまとまった雨も降らなくなった。 そのため加西には大きな川や湧水がなく、雨も少ないのだという。 弘法大師に邪険な扱いをした罰(ばち)が当たったのだ。 同様の伝説は各地にあり、立正大教授、河野忠氏の『弘法水の水文科学的研究』には、弘法大師の水涸伝説として、「水を惜しんだ老婆が,嘘を言って大師を追い返す.すると湧水や井戸が白濁したり,涸れてしまって水に苦しむことになる(全国に200ヶ所以上あります).」とある。
事実、加西市は水源として活用できる河川などが乏しく、水道水は兵庫県と近隣市町から購入してきたという歴史がある。
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