ツチノコ捕まる!?

平成13年(2001)6月6日、兵庫県の北部に位置する山間の静かな町で幻のヘビ“ツチノコ”と思われる生き物が捕獲された。
過去、美方町内ではツチノコの目撃報告が45件あり、平成2年(1990)には地域振興を兼ね、町を中心に「美方つちのこ探検隊実行委員会」を結成。ツチノコを生け捕りにすれば町内の土地100坪(330㎡)がもらえるという企画もされた。

ツチノコ 同町によると、このツチノコと思われる生き物(以下ツチノコ)は、同日午前、兵庫県美方郡美方町貫田の工事資材置き場の近くで土木作業員の男性が捕獲、近くの田尻さんという女性が町の「美方つちのこ探検隊実行委員」事務局に届け出た。
発見の翌日、このツチノコを町が報道陣に公開。8日には午前10時半より町役場に隣接する基幹集落センターで一般公開された。

さて、その話を新聞で知り、自他共に認める“怪しいモノ好き”の私Nightmareはこの目で確かめたく、連日の激務を放り出して車を飛ばし一路美方町へと向かった。

美方町つちのこ探検隊本部 8日以降の一般公開のスケジュールは、9日、11日、12日の午後1時より3時までの2時間。私が美方町を訪れたのは公開最終日の12日だった。
町役場に着くと、隣の基幹集落センターの入口には大きな「美方町つちのこ探検隊本部」の看板と共にツチノコをデザインした町の旗と実物大(?)のツチノコの模型、発見場所の地図などが展示されていた。センターを入ってすぐの玄関に水槽が置いてあり、6~7人の人が水槽を覗き込むようにしてツチノコに見入っていた。平日で最終日ということもあってか、人もそんなに多くは無く、どうも近在の人達のようだった(笑)